消費者金融の一部は不動産担保ローンに対応しているが、注意点アリ

投稿日:2025年6月2日

「不動産担保ローンを提供している消費者金融ってある?」
「消費者金融の借金を、不動産担保ローンにまとめたい」

このように考えていませんか?

この記事では、消費者金融会社の不動産担保ローンについて、分かりやすくご案内します。

この記事の作成者

大石 Oishi

【資格】賃金業務取扱主任者
大手金融機関でローンアドバイザーとして8年、大手保険会社で5年、これまで金融業界一筋でキャリアを積んで参りました。今までの経験と知識を生かしてお客様へのきめ細やかなサポートを行って参ります。

不動産担保ローンとは?消費者金融の融資をまとめられる?

不動産担保ローンとは、土地や建物、マンションなどの不動産を担保にしてお金を借りるローンのことです。

そのメリット、デメリットは次の通りです。

  • 不動産担保ローンのメリット、デメリット
メリット デメリット
①低金利で借入ができる
②高額融資が可能
③長期間での返済が可能
④資金使途の自由度が高い
①不動産を失う可能性がある
②必ず借入ができるわけではない
③手数料がかかる

メリットは大きいです。

消費者金融のローンを、より有利な条件の不動産担保ローンにまとめる方は多いです。

詳しくは「不動産担保おまとめローンとは?」でご確認いただけます。

ただしデメリットもあります。

より詳しくは、こちらの「土地を担保にお金を借りる4つの方法とメリット・デメリットを解説!」をご覧ください。

消費者金融会社は不動産担保ローンを提供している?

消費者金融の中で、不動産担保ローンに対応している金融機関は次の通りです。

  • 不動産担保ローンに対応している消費者金融
消費者金融 有無
プロミス
レイク X
アイフル X
アコム X
SMBCモビット X
アムザ

大手の中では、プロミスのグループ会社のAGビジネスサポートが、法人や個人事業主向けに、不動産担保ローンを提供しています。

個人は利用できません

消費者金融のアムザは不動産担保ローンに対応しています。

会社は福岡県にありますが、対応エリアは全国です。

ただし、金利が7%~、返済期間が最大10年と専門会社よりも条件が厳しいです。

消費者金融の不動産担保ローンを利用するときの5つの注意点

それぞれご案内します。

【注意点①】悪質業者がいる可能性がある

悪質業者とは次のような営業をしている貸金業者です。

  • 極端な好条件(超低金利など)を提示している
  • 実在する企業に扮することがある

実在する業者の会社名やロゴなど不正利用したホームページを作成したり、ダイレクトメールを送付してきたりします。

このような法律に違反した営業をしている貸金業者を闇金(やみきん)といいます。

闇金を利用した人の事例

会社員のAさんは、正規の消費者金融Bから実質年率15.0%で250万円を借りていました。

ある時C社から「金利1.8%で融資可能」と記載されたDMが届いたので、借り換えをしました。

C社に250万円の融資を申し込んだところ、15,000円が口座に振り込まれ、1週間後に40,000円の返済を促す連絡が来ました。

Aさんが支払いを断ると、親族に30万円の請求が届き、職場には「金を返せ」と書かれたFAXが30枚も送られる嫌がらせがありました。

闇金を利用しないために、次の方法で正規の貸金業者かどうかを確認してください。

【注意点②】不動産を失うリスクがある

不動産担保ローンでは、返済が滞ると担保にした不動産が差し押さえられます。

金融機関はその不動産を競売手続きを経て現金化することで、借入金の返済に充てます。

仮に自宅を担保に入れた場合は、生活基盤を失ってしまう可能性があります。

必ず無理のない返済計画を立てた上でご利用ください。

【注意点③】金利が高い

消費者金融の不動産担保ローンは、銀行や専門会社と比べて金利が高いです。

  • 金利相場の比較
金融機関 金利
消費者金融 7.0%~15.0%
専門会社 3.5%~12.0%
銀行 1.5%~4.5%

金利が高いと、同じ金額を借りても返済総額が増えます。

【注意点④】条件が厳しいことがある

消費者金融は貸し倒れのリスクを防ぐために、次のように不動産担保ローンの条件を厳しくしていることがあります。

  • 返済期間が短い
  • 利率が大きい

このような状況だと、毎月の返済額の負担が大きいです。

【注意点⑤】手数料や諸費用が大きいことがある

  • 手数料の種類と金額の目安
種類 金額
事務手数料 相場は融資額の2~5%
印紙税 20,000円(1,000万円~5,000万円以下)
60,000円(5,000万円~1億円以下)
登記費用 抵当権(課税標準額×0.4%)
司法書士報酬 相場は20,000円~70,000円
火災保険料 1,000万円の不動産で相場が約10万円(10年契約)
不動産調査料 融資額の0.5%、固定金額10万円など金融機関により異なる

上記は専門会社の目安です。消費者金融の場合は金額が大きい可能性があります。

消費者金融以外で不動産担保ローンを利用できる金融機関5社

ご案内したように、消費者金融には不動産担保ローンが少なく、あっても条件が厳しいです。

銀行は、融資を受けるまでに時間がかかりますし、審査が厳しく、通らない場合もあります

さらにおまとめローンには対応していているところが少ないです。

スピーディに利用したい方は、不動産担保ローンに強い金融機関(ノンバンク)をご検討ください。

それぞれご案内していきます。

①丸の内AMS

丸の内AMSの対象エリアは、不動産担保ローンの専門会社です。

おまとめローンに対応しています。

審査は最短即日、融資は最短2日とスピーディです。

銀行に断られていても相談に応じています。

対応エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県です。

基本条件
融資金額 500万~5億円
貸付金利 年率3.8%~ ※実質年率15.0%以下
返済方式 元金一括・元金均等・元利均等返済
返済期間 1ヶ月~35年
おまとめ対応 あり

②セゾンファンデックス

セゾンファンデックスは、全国の不動産に対応しています。

審査は最短3営業日のスピード審査をしています。

おまとめに対応しています。

銀行に断られていても相談に応じています。

基本条件
融資金額 500万~5億円
貸付金利 年率2.90%~9.9%
返済方式 元利均等返済方式
返済期間 5年~25年/60回~300回
おまとめ対応 あり

③SBIエステートファイナンス

SBIエステートファイナンスの対応エリアは、一都三県と滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の関西エリアです。

申し込みから最短即日のスピード審査です。

おまとめに対応しています。

年間5,000件以上の相談実績があります。

基本条件
融資金額 300万円~10億円
貸付金利 年率3.70%~7.80%
返済期間 1年~3年/12回~420回
おまとめ対応 あり

④株式会社アサックス

アサックスの対応エリアは、一都三県です。

簡易審査が1日、融資は最短3日のスピード融資です。

おまとめには対応していません。

年間1,500件以上の融資実績があります。

基本条件
融資金額 300万~10億円
貸付金利 年率1.95%~3.3%
返済方式 毎回金均等返済・元金一括返済・元利均等返済※一定の条件下で、手数料がかからずに繰上げ返済が可能
返済期間 3ヶ月~35年(3回~420回)
おまとめ対応 なし

⑤MARAIアセットファイナンス

MARAIアセットファイナンスの対応エリアは、一都三県ですが、その他のエリアでも対応することがあります。

即日審査、最短翌営業日に融資とスピーディです。

おまとめに対応しています。

基本条件
融資金額 30万~5億円
貸付金利 年率4.0%~9.5%
返済方式 元金一括返済・元利均等返済
返済期間 1ヶ月~20年(1回~240回)
おまとめ対応 あり

消費者金融の不動産担保ローンについてのまとめ

消費者金融の会社の中で、不動産担保ローンを提供しているところはあります。

ただ、「条件のよいローンにまとめたい」とお考えなら、専門の金融機関にご相談ください。


大石
丸の内AMS株式会社では現在のお支払金額より良い条件になるような、おまとめのご提案をさせていただきます。

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